【訃報】SING LIKE TALKINGのギタリスト・西村智彦さんが逝去　咽頭がんで61歳

音楽ユニット「SING LIKE TALKING」のギタリストであり、音楽プロデューサーとしても活躍していた西村智彦さんが、2025年6月5日、咽頭がん（ステージ4）のため逝去されたことが明らかになりました。享年61歳でした。

■ 西村智彦さんについて

西村さんは青森県青森市出身。1988年に「SING LIKE TALKING」のギタリストとしてメジャーデビューし、武道館公演をはじめ全国各地でのライブやフェスに出演。日本のポップス・ソウル系ギタリストの代表格として、長年シーンを牽引してきました。

また、他アーティストのサポートや音楽制作にも携わるなど、多方面でその才能を発揮。ジャンルを越えたプレイスタイルと緻密なアレンジ力で、多くのミュージシャンやファンに影響を与えました。

■ 闘病と復帰の希望

2021年に咽頭がんが発覚。公表後も治療を続けながら、ライブ出演やレコーディング活動に一部復帰。2023年にはSING LIKE TALKINGのデビュー35周年を記念したライブにも参加していました。

バンドメンバーの佐藤竹善さんと藤田千章さんは、「幼少期から共に歩んできた大切な存在。最後まで笑顔で語り合った」「奇跡を信じていた」とコメントを発表しています。

■ 葬儀と今後の予定

遺族の意向により、葬儀は近親者のみで静かに執り行われました。バンドの公式サイトおよび所属事務所によると、ファン向けのお別れの会を後日開催予定とのことです。詳細は追って案内されます。

■ ファンと関係者からの追悼の声

SNS上では、音楽仲間やファンから「音楽を通じて多くの希望を与えてくれた人」「信じられない」「ありがとう智彦さん」といったメッセージが多数寄せられています。

西村さんが遺した数々の楽曲と、優しく温かなギタートーンは、これからも多くの人の心に残り続けることでしょう。

🕊️ 西村智彦さん 略歴まとめ

西村智彦さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。