投稿日:2025年6月14日


🏪 国内展開:カフェ型×地域密着で新たなステージへ

2025年、ゴンチャは単なるテイクアウト型のティースタンドから、“過ごす場”としてのティーカフェへと進化を見せています。

5月30日には秋葉原中央通りに国内3店舗目となる「コンセプトストア」をオープン。原宿、大宮に続くこの新業態では、限定メニューやオリジナルグッズが楽しめるほか、半個室やソファ席を設けたくつろぎの空間も特徴です。若者の集まる秋葉原という立地もあり、Z世代や観光客の新規ファン層獲得に成功しています。

続く6月20日には、京都・二条に新たな直営店「BiVi二条店」が登場予定。JR二条駅直結の好立地に、25席規模のカフェ空間を備えた“ゆったり滞在型店舗”として注目されています。観光地・京都のニーズに合わせ、地元の素材を活かした季節メニューの展開も見込まれています。


🏆 サービスの質にも革新を

ゴンチャはドリンクの品質だけでなく、顧客体験にも本気で取り組んでいます。

5月には全国191店舗から接客スタッフが集結する初の「サービスコンテスト」が開催され、各部門で“チャンピオン”が選出されました。見事優勝したのはアトレ吉祥寺店のAIKAさん。提供・接客・所作に至るまでのプロフェッショナリズムが評価され、スタッフのモチベーション向上と顧客満足度の同時向上が実現しています。

こうした取り組みは、単なる“バブルティー店”を超えた、ライフスタイルブランドとしての地位確立につながっています。


🍵 限定フード・新メニューの展開にも注目

店舗ごとに特色を出す“地域密着型限定メニュー”も増加中です。

例えば、京都・二寧坂店では、2025年5月に「一番摘み抹茶のフィナンシェ」が発売。高級抹茶を贅沢に使用した焼き菓子は、ティータイムに華を添える上質な一品として人気を集めています。

また、SNS世代をターゲットにした「Mini Pearl Adventures」キャンペーンでは、生成AIを活用したミニパールの映像表現が話題に。TikTokやInstagramでは映え重視の短尺動画がバズを生み、新商品の訴求にもつながっています。


🌍 世界戦略:欧州・中東へ急拡大、ロンドン本社が牽引

グローバル市場においても、ゴンチャの成長は著しいものがあります。2024年末時点で、28の国と地域に2,162店舗を展開。売上は6億ドルを超え、年間200店舗以上のペースで新規出店が進んでいます。

特に注目されているのが欧州市場。英国ではすでに225店舗分の開業契約を締結済みで、パリ、ベルリン、マドリードといった都市圏にも進出予定です。さらに中東・北アフリカ地域では、サウジアラビア、UAE、モロッコなどの新市場への拡大が加速しています。

こうした急成長を可能にしているのが、ロンドン本社による世界共通の品質管理とオペレーションの最適化です。茶葉の現地調達から抽出技術のトレーニング、無人レジや注文キオスクなどのIT活用まで、次世代型カフェブランドとしての土台が整いつつあります。


☕ なぜ、いまゴンチャが選ばれるのか?

ゴンチャは2006年、台湾・高雄で創業。「貢茶=皇帝に献上する茶」という名の通り、茶葉にこだわり、抽出直前に淹れる“フレッシュ抽出”方式を導入。ドリンクは全600通り以上のカスタマイズが可能で、個々人の“理想の一杯”が見つかる体験型ブランドとして進化してきました。

そして今、その魅力は「居心地の良い空間」「地域ごとの限定体験」「グローバルな共感性」へと多角化しています。世界中どこでも「自分の好みで選べる」「丁寧に提供される」という価値が共通して得られる、稀有なティーブランドとなっているのです。


📝 まとめ:ゴンチャの“次の一歩”はすでに始まっている

2025年のゴンチャは、

  • カフェ型新店舗の出店ラッシュ

  • 接客品質の全国大会

  • 地域限定の上質スイーツ

  • SNS×AIの革新的プロモーション

  • 欧州・中東へのグローバル拡大

と、あらゆる角度からブランド価値を高め続けています。

今後も、“自分好みの一杯”を求めて、ゴンチャのカップを手にする人々は世界中でさらに増えていくことでしょう。


投稿者 ten1admin